健康美人

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便秘は、運動不足やストレス、生活習慣など小さな原因を積み重ねることで起こりますが、最も大きな影響は毎日の食生活と言えるでしょう。現代人は食生活の欧米化が進み、ライフスタイルの変化も伴って、慢性的に食物繊維不足に陥っている状態です。
「便秘のときは食物繊維を摂りましょう」と言われますが、ただ摂取するだけではいけません。上手に摂取するためのポイントがあるのです。
食物繊維はさまざまな食べ物に含まれているため、ひとつに偏らず、いくつか組み合わせながら摂取することが大切です。また、慢性的な食物繊維不足の解消に、青汁の活用もオススメです。

 

青汁の材料としてよく知られるケール、大麦若葉、明日葉、桑の葉などの野菜は、食物繊維の宝庫と言われています。スーパーなどでは手に入りにくい野菜ですが、青汁であれば手軽&簡単に摂取できます。
青汁を飲むと下痢になるという方もいるようですが、これは、もともとの体質に合わないというケースの他、飲み過ぎや腸の動きが追いつかないことによる症状であると見られています。自分にとっての適量を知り、無理のない範囲で活用してください。
しかし、厚生労働省の調べによると、実際の平均的な摂取量は1日当たりわずか14g前後と全く足りていない状況のようです。(ちなみに1950年代の日本人は20gを超えていました。)食生活の欧米化やライフスタイルの変化によって、年々低下しているのが現状です。
腸内環境を整えてスムーズな便通をもたらすことは、身体の免疫力を高めるうえで大切なことです。また、腸の病気予防や発がん物質を抑制するためにも、積極的に摂り入れていきたいものです。

 

青汁の材料に使われているケール、大麦若葉、明日葉、桑の葉などの野菜には、食物繊維が豊富に含まれています。そのため、不足しがちな食物繊維を補うのに青汁は有効な手段と言えます。
ただし、摂取の際には含まれる食物繊維の量をしっかりチェックして選ぶ必要があります。青汁における食物繊維の量は、材料はもとより加工法によっても大きく変わります。また、体質によって合う、合わないと個人差が出る場合もあるため、注意が必要です。
ごく稀なケースとして、青汁を飲むことで便秘になるということもあるそうです。これは、“不溶性食物繊維の過剰摂取により腸が詰まりやすくなるため”と言われています。しかし、ほとんどの青汁は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスを考えて開発されているので、それだけが原因と決めつけることはできません。
食物繊維は大きく2種類に分かれます。ひとつは、水に溶けにくい不溶性食物繊維、もうひとつは、水に溶ける水溶性食物繊維です。摂取する際は、どちらか一方に偏ることなく、双方をバランスよく摂り入れることが大切になります。では、各々の特徴について見てみましょう。

 

ペクチンやグリコマンナンが代表的で、昆布やワカメなどの海草類や果物、こんにゃく、里芋などに含まれています。腸内の余分な水分を吸収し、便の柔らかさを担う食物繊維です。
水溶性食物繊維はビフィズス菌をはじめとする善玉菌のエサとなるため、腸内環境を整えるうえで大切な栄養素です。また、コレステロールを吸着し排出することでも知られています。ゲルのような粘着性で腸内をゆっくり移動するので、お腹が空きにくいことから食べ過ぎを防ぐことができるため、ダイエットにも適していると言われています。
食物繊維は、水に溶けやすい水溶性食物繊維と水に溶けにくい不溶性食物繊維の2種類があります。どちらも腸内をキレイにするために必要な栄養素ですが、良い状態を保つにはこの2種類の食物繊維をバランスよく摂取することが大切なのです。